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みっしょん10:フィリピンにいるし建国記念の日だから考える

みっしょん10:フィリピンにいるし建国記念の日だから考える

本日2月11 日、日本は建国記念の日
私は現在フィリピンセブ等で暮らしているため、祝日の恩恵を享受できておりませんが、
今頃日本ではお仕事・学校がお休みでとてもハッピーな日です。

ところが先日、英会話学校の先生から「建国記念の日は日本でどのように祝うの?」 と聞かれたところ、私自身何も祝っていないことに気づきました。
そんなこんなで、今回は日本の建国記念の日とフィリピンの独立記念日について考えてみました。

建国記念の日独立記念日

建国記念の日」と聞いて最初に「休みだやったぜ!」と思うのは私だけではないと信じています。 建国された時代とはいつのことなのか気になり、Google先生に聞いてみました。

そもそも建国記念の日とは、神武天皇の即位の日が由来となっており、史実に基づく建国の日ではないそうです。 神武天皇は日本神話に登場する人物で、古事記日本書紀では日本の初代天皇として描かれています。 建国記念の日は「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として1966年に定められました。

一方で、フィリピンでは長きに渡ったスペインの支配からの独立を宣言した6月12日が独立記念日とされています。 独立を宣言した1898年の後もアメリカ軍、日本軍の支配を受け、 日本軍の軍政が撤廃された1943年にようやく正式な独立を迎えることとなります。 フィリピンの人々にとって「独立」はとても重要な史実であることが推測されます。 フィリピンの人々は独立記念日を国が一体となって盛大にお祝いするそうです。

日本はあんまり祝日に関心がない!?

英語の先生からの質問を受けて、日本にいてそんなに祝日を「特別で大切な日」として考えたことが ないことに気づかされました。 ちなみにこちらの記事によると日本人の7割が由来となっている天皇を知らないとか。

英語の先生とお話をしていて、フィリピンの方々はその他の祝日についてもとても真剣に考えているように見受けれられました。クリスマスやサンクスギビングデー、ハロウィンなどなど・・・ 「日本人は祝日に関心がなく、なんだか恥ずかしいな・・・」と思ったりしました。

しかしながら、一言に「関心がない」と片付けてしまうことはちょっと違うように思いました。

文化や宗教の違いがあれば、同じ祝日でも考え方が異なってくるのは当然です。 無宗教である日本人にとって、宗教色の強い祝日をそれぞれの宗教的な考え方に則ってお祝いすることは馴染みがなく、日本で生まれた文化に則って向かい合うことは自然と思います。

また、歴史的背景が色濃く反映された特別な日や、身近な人々への感謝の日は、日本でもフィリピンと同じように真剣に考えるでしょう。 母の日や父の日、終戦記念日国民の祝日ではないですが、日頃の感謝を伝えたり、戦争について考えたりする人々は決して少なくないはずです。

母国をちゃんと知っておくことが大切な気がした

以上を踏まえますと、日本人が祝日に関心がないわけではなく、私自身が母国のことをちゃんと知ることが大切だと思いました。
日本の皆様、自分の無知を日本人の特徴に仕立て上げようとしてゴメンなさい。

例えフィリピンの人のように真剣に祝日を考えたことがなかったとしても、こんな経緯でできた祝日だよ、ということが言えるくらいちゃんと日本のことをも知らなければいけないな、と思うのでした。

 

明日もガンバルンバです(((o(*゚▽゚*)o)))